印刷は「4つの透明な点」を重ねて色を作っています
スマホで撮った色鮮やかな写真や、お店に並ぶ綺麗なチラシ。実はこれ、たった4つの色のインクだけで作られていることをご存知でしょうか?
【色の「引き算」という仕組みを使っているから】 印刷機で使われるのは、シアン(明るい青)、マゼンタ(鮮やかな赤紫)、イエロー(黄色)、そして**ブラック(黒)**の4色です。専門用語では「CMYK」と呼びますが、要は「透明感のある特別な4色のインク」のことです。 パソコンやスマホの画面は「光」を混ぜて色を作るので、混ぜるほど明るく白くなります。これを「足し算」の仕組みと言います。対して、印刷のインクは混ぜれば混ぜるほど色が濃く、暗くなっていきます。これが「引き算」の仕組みです。
【かき氷のシロップをイメージしてみて!】 想像してみてください。真っ白な氷の上に、イチゴ(赤)とレモン(黄)のシロップを重ねてかけると、重なった部分はオレンジ色に見えますよね?印刷もこれと同じです。インクが透明なので、下に塗った色と上に塗った色が透けて混ざり合い、私たちの目には新しい色として映るのです。印刷機はこの「4色のシロップ」を、砂粒よりも小さな「点」にして、ものすごい速さで紙の上に並べていく魔法の機械なのです。
【だから「ちょっと明るめ」がちょうどいい】 画面で見ている色は「光そのもの」なので、紙にインクで再現すると、どうしても少しだけ沈んで(暗く)見えがちです。 今日からできるアドバイス: 大切な写真を印刷する時は、スマホの編集機能で「明るさ」をいつもより10%~20%だけ上げてみてください。それだけで、印刷した時に「思った通りの鮮やかさ」にぐっと近づきますよ。










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